種別[gsm] 2023-03-25T23:56:49Z
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日時2023-03-25T23:56:49Z
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hachetten>JRFさんの解説自体がボルヘス的で私が把握するには少し時間が…

hachetten>JRFさんの解説自体がボルヘス的で私が把握するには少し時間がかかると思いますが、引用の一節、――>二つの物語は、おそらくただ一つの物語<、などは私が読んだボルヘスの>ここに来た時、ここを出る<etc…など「二つを一つと見なす」思考・思想が『アレフ』にも流れていたのでしたか。
善と悪…、偶数と奇数、0と1、表と裏…、全と固、YとN、実と非…、生と死…。それら二つも<一つ>、なのでしょうか。
動物が肉を求めて弱の動物を襲う時、そこに善悪はないのだと思います。すると、そのように善悪が人間世界の秩序に固有なら、この世の<全体>のカラクリがまったくわからなくなります。そもそも道徳の価値さえも曖昧になってしまいます。

遥かな昔、ある日暮れに紹介された詩人の方から、
「すべては二つではなく三つで割り切れる」
と聞いたことがあります。喫茶店には半地下のようなテーブル席があり、薄暗い煉瓦の壁を背にそう言った詩人の言葉はその後の自分にとっての処世術になりました。YesでもNoでもない、1でも0でもない選択肢がこの世に存在する――ということを悟ったのです。
それは「時間の魔術」です。時間が経てば、「その時」も変化します。そんな「時間の活用」、時魔法――は『神々』ではじめて認識しましたが、遠い日からも頭をめぐっていたものです。
JRFさんの『アレフ』への解釈はココログ神義論を頼りに、おそらく小説『神々』と哲学書『シミュレーション仏教』にも潜んでいるのだと思います。