『易双六』のひみつ その10。 本田 済『易学 成立と展開』(講談社学術文庫,…
jrf> 『易双六』のひみつ その10。 本田 済『易学 成立と展開』(講談社学術文庫, 2021年9月)に次のような易双六の「類例」がある。最近知って驚いた。 >筮法とは直接関係がないが、王禹偁の小畜集・巻十九に、珍らしい易についての遊戯を伝えている。同州節度推官の岐賁という人が周易彩戯図というものを作った。六十四卦三百八十四爻のうち乾六爻を除く各卦の各爻をすごろくの盤の各々の目にあてはめる。すごろく盤は、胡応麟の筆叢・巻四十で見ると、たてよこ十九路三百七十一目ある由で、大体合致するわけである。その彩戯図ではさいころ二つを振って進むのであるが、謙卦に遇えば賞があり、訟卦に遇えば罰があるというふうに、遊戯のうちに易理を知りうる功能がある、と。 乾のみ省いたのは「君主の卦であって、人臣あえて戯れとなしえない故」だそうで、いかにも宋人らしい謹直さである。当時、神仙を題材といった高尚なすごろくに、李郃の銷夜仙図があって、これは流行した由であるが、この周易彩戯図は果して世間に迎えられたかどうか。王禹偁は「投壷や郷射同様、君子の遊びとしてふさわしい」とほめているが、その後の消息は不明である。 <(p.260-261) 「易」で「すごろく」まさに「易双六」である。まぁ、ゲーム性はまったく違うが、易の考え方を学べるかもしれない…というところは似ている。あまりはやってないのも似ているかもしれない orz。 ちなみに「易双六」はこう書いて「ようすこう」と読む。コンピュータゲームで『上海』や『四川』というものがあって、その一種として長江文明の「揚子江」にかけている面もある。 英語では YouScout と書いている。「ようすこう」と読んで欲しいが、こだわらない。ゲームでなんとなく Scout (斥候・偵察)している感じが気に入っている。