種別[gsm] 2022-06-11T18:08:53Z
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日時2022-06-11T18:08:53Z
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(承前) ……。…

jrf> (承前)

……。

さて、このモデルでは「効用」というものはあまり考えない。むしろ、経済に使われるような一部の効用は、経済的条件から逆に規定されると考えている側面がある。

話を大きくして人類・生命の目的はなんだろうか。ある程度の数を存続させること…「中位存続」が大きくあるだろう。しかし、中位存続がほぼできるとなれば、上の文脈からの「贅沢をする」ことが次の目的となるのではないか。

ただし、そこには不確実性下でという条件がある。このような不確実性下…つまりランダムな変動を許す中で有限値が無限に維持されるということはほぼありえない。つまり、P(絶滅) = 1 … 絶滅の確率は 1 である。

しかし、人類は「有限」と言いつつリアルな存在だから、その生存(時間)の分割はいかようにでもできる。無限の宇宙に比べたとき、確率を計算すれば 0 でも、生き残る可能性はありうる。

そのような確率 0 を生き延びるような発明を持たらす知財があるとすれば、その価値は 0 の逆数で無限になる。

しかし、だからといって、贅沢品に全賭けするのがいいかというとそうではない。次の時間に無限の価値がある知財が得られる確率はほぼ 0 だろうからである。

すると 0 と無限をかけて現在価値というのを考えると、その平均は決まらないということになろう。評価できないのである。贅沢の中位存続への寄与ははかりがたいということになる。

よって、人口の維持のような中位存続に資するものと、贅沢は別個に重視するしかない…となる。そのどちらをどれだけ重視するかを決めるのは「経験的」にならざるを得ない。ある意味ここに「効用」が出てくる可能性がある。しかし、それはまだ考えない。

ところで、中位存続と贅沢だけでいいか? 知財を増やすことを目指さなくていいか?…今は究極的には必要ないかなと思っている。まず、贅沢品をただ増やすより将来の存続につながるようなものを増やしたほうがいい。しかし、将来の存続を目指せば、知財を増やすしかないが、それで贅沢品が減るなら、知財も減ってしまう。結局、中位存続と贅沢の二兎を追っていれば、知財増も自然に付いてくると考える。

……。

ところで、知財は贅沢品が増えれば増えるが、企業が使わなければリスクが減るとまではならないと考えた。そして企業が使える限りの「経済成長点」が選ばれるのだった。

ここから逆に、人々に「降りてきた」知財がどれくらい「使える…役に立つ」か…それが中位存続…ある意味「必需品」…と贅沢品の重視の度合を決めるとなる。つまり、知財の「降りてきぐあい」が「効用」を決定するのである。