音楽鑑賞。 ムーティ指揮 ヴィック演出 ミラノ・スカラ座 『ヴェルディ:…
jrf> 音楽鑑賞。 ムーティ指揮 ヴィック演出 ミラノ・スカラ座 『ヴェルディ: 歌劇「オテロ」』(DVD, 収録: 2001年12月18・20日, 発売: 日本コロムビア・DENON 2011年) を観た。シェークスピアの劇にもとづくストーリー。 キッカケは、前に観た『サムソンとデリラ』でドミンゴがオテロに言及していたこと、シェークスピア劇であるということ、ヴェルディの最晩年(最後から2番目)のオペラであるということ…から興味を持ち、ドミンゴのオテロであるこの DVD を選んだ。 第1幕最後のオテロのドミンゴと、デズデーモナのフリットリの二重奏、ドミンゴは黒く肌を塗っていると思うがその黒い肌と、フリットリの白い肌の対比がとても美しかった。黒い肌と白い肌、老人に近い高齢と若さ、テノールとソプラノ、青い衣装と白い衣装その対比がとても美しかった。オペラは歌が大事なのはもちろんだが、私はどうしても見た目が気になる。が、今回の DVD はオテロとデズデーモナ以外の配役もみな、年齢などがあってる感じで、見た目の点においても、とても満足できた。 Blu-ray ならなおよかっただろうが、収録が 2001年と十分新しいせいか、DVD でもそんなに遜色なく感じた。音も低音がバッチリ入っている感じで第1幕の最初などうるさいぐらいの音量で入っていて、とても良かった。 ドミンゴの声も解説では年齢から来る衰えを感じさせる…とのことだが、素人の私はまったくそれは感じなかった。すばらしい声だった。ヤーゴをはじめ、歌声の面でもすべての配役がハマリ役といった感じだった。 物語は、Wikipedia によると、ヴェルディが「ヤーゴ」とオペラに名付けたかったというぐらいヤーゴという人物のキャラが立ってた。私ももし組織で過ごすようなことがあれば、頭の使いどころを容易に誤りヤーゴのような陰謀をしようとしがちだったろう。大学のころちょっと思い当たることがある。そしてヤーゴも結局は失敗したが、私の場合は不注意からもっと早くに失敗して、まわりに迷惑をかけただろう。 …ちなみにこういう私のような告白を聴いて組織から人を排除するような人間がいたとしたら、それはオテロのような失敗を犯す人間なんだろうと思う。