ルグリ振付 オブジャニコフ指揮 ウィーン国立バレエ団『アダン:…
jrf> ルグリ振付 オブジャニコフ指揮 ウィーン国立バレエ団『アダン: バレエ「海賊」』(収録: 2016年3月31日 ウィーン国立歌劇場, 放送: 2021年5月16・17日 NHK BS P) をを録画して観た。 通常はプティパの演出・振付によることが多い本作だが、今回は、ルグリによる演出・振付で脚本もかなり違うらしい。今回の公演ではないが、ルグリ版と通常版と違いは↓で知った。当然 Wikipedia も参考にしている。 《ルグリ版『海賊』/ ウィーン国立バレエ団 (Bunkamura オーチャードホール) | 今日もこむらがえり - 本と映画とお楽しみの記録 -》 https://ameblo.jp/pmds90l80/entry-12376110815.html 「海賊」のバレエを観たのははじめてだが、以前、バレエコンクールの男子の課題で「海賊」の一部が使われていたのは観たことがある。男子の課題となるにふさわしい、バレエにしては男性のダイナミックなダンスが目立つバレエだった。同時にワイルドな海賊はエキゾチックで、エキゾチックさでオペラに比せば、バレエ界の『カルメン』的作品なのかな…と思った。 物語はシンプルだが、ルグリ版より通常版のほうが、つれさりより主人公と出会うのが前のため、女性の純潔が守られてる・守られていて欲しいというロマン的な期待をやりやすいという面はあるのかな。…と思った。また、コンラッドが眠らされているところからすぐに目覚めるよりも、今回出てこないアリが助けるほうが自然なのかな…とは思った。 あと、通常版にもあるらしいエピローグは余計かな…と思った。最後、コンラッドがメドゥーラを持ち上げて退場するシーンで、船に乗っていくことは十分示せていて、しかしその後はわからない…という示唆のほうが、ロマンがあるかと思った。エピローグはどうもエヴァンゲリオンを想像してしまったというのも正直なところ。これはオタクの私が悪いのだが。 ダンスの出来というのはよくわからない。音楽に乗れてるところばかりではなかった気もするが、そういうものなのかもしれない。パシャの夢として出てくる女性陣…バレエカンパニーの幼い女子達も出てくるシーンは、ひたすら甘く、まぁ、バレエはそういうものなのだが、パシャは夢見がよくていいなぁ…と思った。