C. クライバー指揮バイエルン国立歌劇場『R. シュトラウス:…
jrf> C. クライバー指揮バイエルン国立歌劇場『R. シュトラウス: 楽劇「ばらの騎士」』(制作: グラモフォン 1979年, 発売: ユニバーサル クラシックス&ジャズ 2009年・2020年)。 C. クライバーの「ばらの騎士」の映像には二種類あり、一つはこの 1979年のバイエルン国立歌劇場のもの、もう一つは、1994年のウィーン国立歌劇場のもの。 2009年7月30日に NHK BS hi で『夢の音楽堂 小澤征爾が誘うオペラの世界 カルロス・クライバーの“ばらの騎士”全曲』として、1994年のウィーン国立歌劇場のものが放送された。それを覚えていて、そのソフトを買うつもりで、この DVD を買ったのだったが、違うものだったようす。それでも特に問題はないのだが。 「ばらの騎士」は、若いころ CD で買った数少ないオペラのうちの一つ(基本的に二つでもう一つはワーグナーの「ワルキューレ」)であったが、CD の表と裏の両面に収録されているという珍しい形態で扱いがメンドくさかったこともあり、ほとんど聴かなかった。ただ、その思い出が残っていたので、ちゃんとした DVD が欲しいと思い、買ったのだった。 物語は、私も中年男性としてオックス男爵がかわいそうに思えた。彼は彼で、貴族のこれからのあり方等を考えて、ああなったんだと思う。オクタヴィアンは、考えなしな感じなのが、これから大丈夫なのかと思った。元帥夫人は解説にもあったが、新たな恋人を見つけるのかもしれないし、もうあまり追わなくなるのかもしれず、どっちもありうるな…と思った。 観せ場の三重奏はもちろんすごいと思ったが、オーディオの設定をいろいろいじってるせいか、音質に満足できず、全体的には「もう少しイイ音で聴けないか」…という印象になった。クライバーの指揮がどうとかの以前の話。オペラの指揮の良さというのは私にはまったくわからない。 映像的には、第三幕が暗い過ぎる気がした。まぁ、1979年のものだからしかたないか…。ただ、衣装や、第一幕・第二幕のセットは豪華だな…と思った。元帥夫人の胸の谷間を出すドレスとかすごいが、今はできるのかな?