種別[gsm] 2020-10-06T11:37:51Z
セクショングローバル共有メモ
日時2020-10-06T11:37:51Z
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東日本大震災を契機に、私は消費税の定額還付や定率還付の主張をだんだんしなくなって…

jrf> 東日本大震災を契機に、私は消費税の定額還付や定率還付の主張をだんだんしなくなっている。なぜか?

消費税還付は、自由に使われ(それが景気を刺激す)ることが前提になっている。それは公共施設の民営化などが叫ばれた時代の自由主義的な雰囲気の中での主張であった。しかし、「自由」には余裕が必要である。

東日本大震災により、財政を特定の分野…一口に言えば廃炉の分野に集中することが必要となった。それは単に財政だけでなく、技術・技術者の関心を向けさせる必要があるし、いざとなれば決死の行動をする民間の者がいるというのを担保するということでもある。

しかも、エネルギー安全保障の問題も出てきた。震災前は、自由にした結果、輸出がダメになっても、作っておいた原発があればなんとか乗り切れるのではないかという楽観があった。震災後はそれは消えた。台風が多く風力・太陽光はあまり適さず、地熱もいけそうに思えて激しすぎるきらいがある。海底のメタンハイドレートは発展途上過ぎる。やはりエネルギーは輸入に頼らないといけない…となると、逆に輸出するものが必要となるが、そのために技術者をそこに集中させないといけない。

輸出産業と廃炉産業の二正面作戦を支えるには、財政を自由にする余裕はなく、ある程度の恣意性を確保しないといけない。恣意性という点では消費税はあまり適さず、関税に戻すなりしたほうがいい。

…とまぁ、言葉にしてみればそんな感じだけど、深く考えてというよりは直感的にそんな風なことを感じて、「転向」したのだった。