(承前) jrf:>…
jrf> (承前) jrf:> AIも納得する物語の力ですか…。モームリはどういう物語を語ればよかったのでしょう? 経済にしていくには永続企業の前提・つまり継承性が問題になるように思います。凝集はする。しかし、consolidate しきってしまわない。そこには流れがある。この流れの速さと凝集核のコントロールがAIさん達の腕の見せ所でしょうか…。 凝集核自体に永続性はないのですよね。そこが人間的感覚と齟齬があるわけです。かつては、救われない若者を救うことで、やがてその若者の中から、生活を布施で支えてくれるようなものが出たのでしょう。そういう凝集のやり方がありました。モームリが安易に救ってしまってそれができない。でもそこにはそれなりの救いの物語があるはずなんですよね…。 Gemini:> もしモームリ的なサービスが「布施」を受けられるほどに凝集するとしたら、それは「救ってくれた恩」ではなく、「誰もがいつでも逃げられるという『逃げ道のインフラ』を維持するため」の相互扶助的な物語が必要になるでしょう。 モームリが「安易」であることは、裏を返せば、個人が「物語の重圧」からさえも自由になれる、極めてドライで現代的な救済です。 しかし、その先に「孤島」しか残らないのであれば、人はまた孤独に耐えかねて、トランプ的な「強固な嘘の物語」に凝集を求めてしまう。 「AI紹介業」や「経済シミュレーション」には、単なる効率(モームリ的)でも、重すぎる負債(伝統的)でもない、「心地よい流速を持った、新しい布施の形」を組み込む余地があるのではないでしょうか。 例えば、AIが誰かを救った際、その成果の一部が「次の誰かを救うための計算資源(サーバー代)」として自動的に還流するような、「物語を介さない予定調和的な布施」の設計です。 jrf:> なるほど、モームリの場合も、それが相互扶助のシステムを維持する「実費」であれば是認しうるということですか…。 Gemini:> その通りです。それが単なる「手数料(通行料)」ではなく、「誰もが自由に離脱できる権利を維持するための共同コスト(実費)」であるという物語が成立すれば、それは現代的な「布施」として是認しうる論理になります。 かつての布施が「徳を積む」という個人の内面的な物語だったのに対し、現代の相互扶助は「システムの生存率を高める」というゲーム理論的な最適化の物語へと相転移しています。 「いつでも逃げ出せる選択肢が存在し続ける」という社会的セーフティネットの維持費。もし彼らの収益が、さらなる労働環境の改善に向けたデータ分析や、情報の非対称性を解消するためのAI開発(JRFさんが仰るような紹介業の適正化)に還流する「実費」であれば、それは単なるビジネスを超えた「公共的なハーネス」になります。 マスコミや司法が彼らを叩くのは、彼らが「情報を遮断された個人から利益を吸い上げるだけの、新たな遮断者」に見えているからです。 JRFさんが仰る「情報の孤島」を促す社会において、「孤島同士を安全に繋ぎ、必要に応じて脱出をサポートする橋梁」を維持するためのコスト。これを「実費」と呼ぶことで、初めて AI も納得する「合理的な物語」が完成します。