マンガ・山上たつひこ&いがらしみきお『羊の木 -…
jrf> マンガ・山上たつひこ&いがらしみきお『羊の木 - 全5巻』を読んだ。元受刑者を地方都市に移住させたあとの騒動。読者も偏見に導かれる構造だが、ただ、明らかな再犯者が処罰されないなどモヤモヤがある。この世の地獄(煉獄?)を私は知らないのだなと反省はさせられる。 『羊の木 - 全5巻』(山上 たつひこ 原作, いがらし みきお 作画, 講談社 イブニングKC, 連載: イブニング 2011年13号 - 2014年9号) https://book.dmm.com/product/116123/b900kkds00424/ 途中の不倫騒動は、何がやりたいのかがわからなかった。長期連載を狙って話を広げようとした? それとも無意識が犯罪を導きやすいことを示したかった? のろろの呪い? 意図が私にはわからなかった。 頭陀袋記者が、囲まれたあと、なぜおとなしくなったかも、想像にまかせる書き方で結局私にはわからなかった。11人を超える登場人物を描くには巻数が少ないというのもあると思う。というか、こういうマンガを私は読み慣れてなくて、わかってないのだと思う。私の頭が悪い。 幸福のDNAと不幸のDNAという話が出てきたが、結局は、世の中、不幸のDNAが勝つ・引きずられるという解釈なのか…。それとも最後を考えるとそうでもない部分もあるということなのか…。 最後の「犯人」は、確かに怪しい人物ではあったし、そういう方向に順調に話が進んでいるようにも見えたが、こじつけ感が強かったように思う。そのまま11人のうちの一人が犯人でも良かったのではないだろうか。ミステリー性を強化して、リアリズム性が薄れたカッコウになったように私は感じた。 映画にもなったらしく、そちらのほうがスジは追いやすいと感じる人もいるようだ。私は未聴。 マンガ感想『羊の木』(山上たつひこ&いがらしみきお) #sora2 https://youtube.com/shorts/HPwDeiGPBlI