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星新一『ようこそ地球さん』を読んだ。1961年6月以前の作品を集めた著者の初期作…

jrf> 星新一『ようこそ地球さん』を読んだ。1961年6月以前の作品を集めた著者の初期作品集にあたるものらしい。

『ようこそ地球さん』(星 新一 著, 新潮文庫, 1972年6月)
https://www.amazon.co.jp/dp/B00BIXNJNI

前読んだ自選集『ボッコっちゃん』に選ばれなかったものを集めたものという性格があるので、若干話の出来は劣るのだろう。確かに『ボッコっちゃん』のほうが光るアイデアがあったように私は感じた。SF にヒトダマや幽霊がでてくるのを嫌う人もいるだろうな…。

個々の作品について…語りたかったのだが、Kindle の不具合のせいか、前のほうのハイライトが消えてしまったらしく、最後のほうの作品についてだけ。

「食事前の授業」…これがオチがよくわからなかった。途中ヌケがあるのではないか?

「信用ある製品」…「矛盾」の故事の話。以前の「ひとこと」にこの作品への言及がある。

[cocolog:92396511](2020年12月)
>>商人は言った「できるものならやってみな」。矛と盾を近付けるには非常に力がいるようになった。それでも突こうとしつづけると光が発し、矛と盾は無限に大きくなるかのようになった。まるでそこが特異点になったかのように…

…みたいなことを考えたことがあった。どこかに書いた気がするが見つからない。

でも、似たことはすでに考えられているんだね。

>「参」では、商人を除いた地球全員が死滅するというオチになっていた。(…)参: 星新一「信用ある製品」(『ようこそ地球さん』新潮文庫)<(三浦俊彦『論理パラドクス 勝ち残り編』p.199)

さすが星新一!
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