種別[gsm] 2024-04-15T10:59:52Z
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日時2024-04-15T10:59:52Z
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電子書籍であわよくば成功を…と願った私は失敗した。まったく売れず稼げない。どうや…

jrf> 電子書籍であわよくば成功を…と願った私は失敗した。まったく売れず稼げない。どうやら「アンダークラス」への道まっしぐら。正直なところ、親が死んだあと、お金が無くなったところで安楽死するのが一番楽な気がする。まぁ、生きてみれば安楽死する気なんてどこかに行ってしまうのかもしれないけど。

《『東京ミドル期シングルの衝撃』(宮本みち子、大江守之編著、東洋経済新報社) - 内田樹の研究室》  
http://blog.tatsuru.com/2024/04/15_1008.html
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人口減問題について語る人たちの多くはマンパワーの不足やマーケットのシュリンクや年金や医療制度の持続可能性について話すけれど、ほんとうにシリアスなのは「高齢期に入って社会的に孤立化したシングルのアンダークラス化」にある。本書はそのタブーを正面から取り上げた例外的な仕事である。

「アンダークラス」というのは「ワーキングクラス」のさらに下に位置する、生活保護なしでは暮らしていけない最貧困層のことである。差別と排除の対象となり、社会の底辺に吹き溜まる閉鎖集団である。

日本でもこれから「高齢者アンダークラス」が大量出現する可能性がある。政治家も官僚もメディアもこの問題から目を背けてきたが、高い確率でこれからの日本社会はそういう集団を抱え込むことになる。いまミドル期(35歳~64歳)にあるシングルたちは遠からず高齢期シングルとなる。今のまま何の対策も講じずに放置しておけば、いずれ日本社会は貧しく、孤独で、社会性のない数百万の老人たちを抱え込むことになるだろう。

「明らかにされているのは、ミドル期シングルの総体は明確なリスク集団ではないが、パラサイト・シングルを含めて、高齢期に到達したときに経済的困窮や社会的孤立に陥るリスクが高い可能性があるという点です。」(25頁)

病気になったり、介護の必要が出てきた時に、彼らには誰も世話をする人がいない。いったいどう生きたらよいのか。「高齢者は集団自決しろ」という暴論を唱えた経済学者がいたけれども、そういう極論が出てくるのは、もっと穏当で、人間的で、実現可能性のある政策がこの問題については今のところ存在しないということを意味している。恐ろしい話だが、そうなのだ。
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