死刑について追記です。…
jrf> 死刑について追記です。 「死刑執行はすみやかにすべしと法にあったとしても、その法を人の命のために必ずしも重視しないのは、人と法の関係において望ましいものだと考えます。」…についての補足です。 法はある意味天賦のもので、法は守らねばならぬように人は順法していくべきですが、ただ、法はかえてならぬものでは決してありません。じゃあ、人のほうが完成されていて、法は人のあるべきところに寄せていけばいいかというとそんなわけはなく、人も変わっていくべきです。そうやってお互い変わっていってできあがる法が全体として天賦のものなのです。 [cocolog:93979779] で書きましたが、人と法は組んずほぐれつしていくべきで、そこには言ってみれば愛のようなものが必要と考えます。 本当のイデア的状況においては軍も死刑も必要ありません。しかし、そうではないので、死刑を定める必要があります。死刑を認めた一段下の状況で理想化して考えると、死刑を政治利用させないために「死刑執行はすみやかにすべし」という法が必要になります。 しかし、それもある種の理想で現実には沿わないのです。法は遵守すべきです。しかし、絶対に近くとも絶対でない領域があります。それが、命に直結する部分で、「死刑執行はすみやかにすべしと法にあったとしても、その法を人の命のために必ずしも重視しない」という部分なのです。 そういう不適切な部分こそ、法と人との愛の現れと言えるかもしれません。