[cocolog:89358180]…
jrf> [cocolog:89358180] で…>突然変異により表現形がいきなり有用になるのは私には信じ難い。とても有利だが死産が多い「陽性変異」と、有利さは自己修復に消されてしまいがちで、有利さが出るかどうかが本質的にランダムであるという「陰性変異」があると考えてみた。<…ことがある。そこを中立進化をもとにちょっと違う考え方をしてみたい。 中立進化で広まっている主因となる遺伝子が、副因の遺伝子(変異)が現れることで有用になるというシナリオを考える。主因は、中立進化なので、それがあることが害になりにくいことが確定している。副因は主因を有効にするが、それが害をなすときは副因として発現しにくくもなるのだろう。 このような副因が同時に(逐次に)複数出てくることも考えられる。むしろ、そうなることで、主因と副因の組が遺伝子浮動で消えずに生き残りやすくなるのではないか。逆に言えばそうでないと消えがちになる…と。そして、複数の副因は、形質重畳になっていく。 一方、主因が消える事態もありえ、これには対応がなされるはずである。個体で主因が消えるような傷があるとそれをカバーできる個体のほうが有利になるため、そういう修復機能がだんだん蓄積し、それが生まれるときに主因がないことも修復できるようになる…ある意味、主因が形質重畳される…というのは、原始的な生物ではありうるだろうが、動物クラスになると、一般的な遺伝子修復の力のほうが強くそういうことは起きにくいはず。 動物クラスだと、主因が欠如した個体は不利になるが、それでもカバーできた個体の遺伝子が残りやすくなり、それが主因を持つ個体と再び交尾することで主因を回復する。カバーできる個体の遺伝子が残りやすくなり、そのように主因を回復するまでの期間が長くなるように進化する。…のではないか。 ただ、こういったことは最低ちゃんと数理モデルを作って言えなければならない。そしてできれば、フィールドワークや動物実験などで確認して示さないといけない。私にそこまでできるか…という話で、ここで「アイデア」出ししても意味ないよな…とは思う。