経済シミュレーションの話。つづき? micro_economy_*.py…
jrf> 経済シミュレーションの話。つづき? micro_economy_*.py 的枠組み。企業数について。 この枠組みは、ミクロというより経済全体を表すマクロな枠組みという意味を持っている…と以前だいたい言及した。 その場合、10ぐらいしかない企業数は、企業群を表すということになるが、それはどのようにしてか? ミクロという枠に留まるためには、「それ以外」の経済から「貿易」しているという形にすればいいのかもしれない。二国間貿易の場合はそれはそれで「全体」になってしまうので、一国で相手はなんだかわからないが、「貿易」をしているとモデル化することになるのだろう。 そうではなく、あくまでマクロの縮図であるとする場合、個々の「企業」は何を表すのか? もしかすると、企業数を連続的に変化させて、いくつかのパラメータから企業間の取引を考える大きなモデル改造をしたほうがよいのかもしれない。 企業数がある意味 0 になると、人件費だけがバカ高い「原始企業」が生産を行うことにし、それが最適化の過程で選ばれないことで実質企業が常に存在することを考えていた。企業数が少ないと人件費が増えるみたいにすればいいのか…。 しかし、「寡占」というものも考えたい。寡占企業では、生産の最大数に応じて設備投資が多く、人件費は少なく、設備投資以外の原料は少なく…みたいなことを考えたい。 設備投資の全体的な積み上げがあると、寡占になっているか企業数が過剰になっているかの二つの状態があり、企業数が多いと利益は薄いが、生産条件の変動に柔軟に対応でき、寡占の状態だと、利益は高いが、生産条件が悪化すると「原始企業」に頼ることが多くなる…とすればよいのだろうか? 生産条件の変動が少ないと次第に寡占になり、逆だと企業数が増えるみたいにすればよいのだろうか? 内側に外側とは違う実体がいて、それが最適化するゆえにそのような動きになるのか? しかし、この方向性だと、設備投資の少ない小企業を追跡シミュレーションしたいといった場合に難しくなるのではないか? 企業数・設備投資度・寡占度などのパラメータに対して現実の一つの企業の「表現」を推定するとかできるのだろうか? 逆に…というか先に必要なことだが、現実の全社ではなく抽出した複数社から、シミュレーションの企業数・設備投資度・寡占度などのパラメータを求めることができるのだろうか? 現実には離散的企業数でシミュレーションしているが、現実とマッチングするときは連続的企業数に関してのみマッチングする…とかできるだろうか? でも、そのためには離散的表現が、連続表現が同じならほぼ経済に違いがない…みたいなことを示す必要があるのでは? そこが大きく変わるならこの話はナシだろう。 ただ、企業数などの変化が、設備投資度・寡占度に従属してしか変化せず、他はランダムだとすると、ランダムさをならしたとき、離散型が連続型から出てくるみたいな話にはなるのかもしれない。ただ、連続型の変化に合うような離散型のランダムパラメータが少なくとも一つ求まるという話と、離散型の平均的な変化が連続型の変化になるという話はまったく別で、奇跡的に、求まるランダムパラメータの複数の可能性を平均したパラメータが平均的な変化と一致していて、連続型の変化になるかもしれない…という話なのかもしれない。そうなるようにモデルを作れれば美しいが実用的にはいかがなものか…。