種別[gsm] 2022-03-23T16:25:30Z
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日時2022-03-23T16:25:30Z
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音楽鑑賞。 ミッチェル演出 パーセル作曲 ピション指揮…

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ミッチェル演出 パーセル作曲 ピション指揮 パリ・オペラ・コミック座『歌劇「ミランダ」』(収録: 2017年9月29日, 放送: 2022年3月20日 NHK BSP (再))を録画してみた。

↓によると、>英国の演出家ケイティ・ミッチェルはシェイクスピアの父権社会と女性の扱い方に疑問を抱き、『嵐』のなかで父プロスペロの思惑によりナポリの王子と結婚させられた娘ミランダを、現代のフィルターを通して描き直し、ピグマリオン楽団演奏のパーセルの音楽でオペラ作品にした。<…とのこと。元のシェイクスピアの劇は「テンペスト」。

《Miranda - Opéra シェイクスピアの女主人公、現代に現る。 - OVNI》  
https://ovninavi.com/miranda-opera/

葬儀の場面に、死んだはずのミランダが入ってきて、父・男に「復讐」をする…というストーリー。

前半の葬儀の場面が美しく、これを見せられたら、生きるべきは私じゃなくて彼らだな…と思わせる西洋文化の達成があった。

後半の基本がまずわからない。ミランダは子供のころ、(1)他の人にレイプされてそれを隠すために16歳か17歳ぐらいで結婚し出産した。(2)今の旦那にレイプされて…、(3)父にレイプされて…。という3パターンのどれかが今一つわからなかった。ただ、父の動揺と父の新しい妻の父への反感からすると(3)なのかな…と思う。

しかし、17歳で出産したのを非難するように歌うのはヨーロッパの文脈ではいいのかもしれないが、それ以外の国や過去を考えたときどうなのか。16歳で政治的に結婚しても幸せになることも可能なはず…。(ちなみに私は性交同意年齢や結婚可能年齢を引き上げるのには反対している [cocolog:92418805]。)

まぁ、実際、ミランダは旦那についてはすぐに許すので、そういう部分への配慮もないわけではない。

問題は父で、父はミランダから自殺を促すように拳銃を手渡される。しかし、恥をかいてもう権力者としては生きられないはずなのに、今の妻が支えてくれるそぶりを見せ、「I die」とは言いつつ死ななかった。そんな父にも救い…というか執行猶予のようなものはあり、仕事があるということだろう。そこはやはりスゴイ文化だと思った。

全編すごいオペラだった。音楽についても美しく、特に一重奏から二重奏・多重奏にうつる流れが美しかった。