音楽鑑賞。 シャイー指揮 リーヴェルモル演出 ミラノ・スカラ座『ヴェルディ:…
jrf> 音楽鑑賞。 シャイー指揮 リーヴェルモル演出 ミラノ・スカラ座『ヴェルディ: 歌劇「マクベス」』(録音: 2021年12月7日 ミラノ・スカラ座(イタリア), 放送: 2022年2月13日 NHK BS P)の録画して見た。 アンナ・ネトレプコのマクベス夫人が印象深かった。「バンクォーが王の親になる」という予言を受けて、マクベス夫人は不倫によって子をなすことを警戒されると考えるから、特にバンクォーを殺すことについては、罪の意識が大きかったのだろうな…と思う。第2幕でマクベスの動揺が大きいが、それ以上にマクベス夫人は動揺していて、だからこそ夫人に頼るマクベスは動揺していたのかもしれない。 ただ、今回の演出については、第4幕のマクベス夫人が妄想に苦しみ手を洗うところはもっとホラーな演出が欲しいと思った。マクベス夫人がセットの上のほうにいて、マクベス夫人から見え怖そうというのはあるが、そうじゃなくて、マクベス夫人の妄想が怖いとして欲しかった。そういう精神病が怖いというのが、また、ポリコレでダメにされたのだろうか? 音楽的なことについては、歌としては、第4幕のはじめの若いテノール二人の歌が私は特に良いなと思った。