種別[gsm] 2021-11-07T06:49:17Z
セクショングローバル共有メモ
日時2021-11-07T06:49:17Z
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[仏教の最適化プログラムの続き。]…

jrf> [仏教の最適化プログラムの続き。]

このシミュレーションでは、結婚後に子供ができないカップルが養子に取るのは結婚後5年待つ。現実では待ちはじめになるまで10年かかる人もいれば3年しかかからない人もいよう。それを平均の5年としているのである。5年待ってすぐに養子を取れるのではなく、そこから相手が出てくるのを待つので、受け容れることができるのは結婚の5年以上先になることから、そこに個別のランダム性がすでにあるが、待ちはじめという点では平均の5年ということになっている。

逆にこうやって平均で決め打ちしないのは、結婚の好みとか欲しい子供の数でやっているが、本来はこのように平均で決め打たないほうがいい。それを平均で決め打ちするのは、ランダムに数を決めたとき、その場だけでなくずっとその判断を維持して一貫性を取る必要があり、そのためには、人ごとにパラメータを増やす必要があるが、そのコストがそれで増すほんの少しのリアリティにそれほど見合わないからである。

……。

扶養について。例えば、老人の扶養は僧がたくさんいるほうが福祉に関心が向いて起こりやすい…とするのも意味があるのかもしれないが、今回はやっていない。このような福祉は宗教に関係なく古代には必要であっただろうから。

起こりやすさはオプションで指定できるパラメータになっているが、それは本目的三条件とは関係がないと見なしている。動かせるパラメータでなく、社会に対して決まるパラメータであるとだいたいは考えている。しかし、動かせるパラメータであるとすれば、どのような目的を設定すれば動かせるようになるのだろうか? 上の例の場合、逆に老人があまり扶養されるのを望んでいないという面もありうるので、簡単に「改善すればいい」と言えないのも難しいところである。

諦観があればあまり扶養を望まない…とすれば、「来世がないほうが良い」を重視すれば、扶養率が下がるということだろうか…。一方で、僧が増えることがおせっかいを増やすということであれば、逆に「来世がないほうが良い」(や「思考と思念を深めるのがよい」)が僧を増やしているから、扶養率は逆に上がる…となるか。本目的三条件から考えると複雑である。

どんな宗教であれ、僧はおせっかいをやくもので、老人は諦観しがちだとすれば、やはりここは仏教にはあまり関係がないとできるのかもしれない。

しかし、「来世がないほうが良い」が諦観を増す分だけ、それがないときに近づけるには、より僧がよりおせっかいをやく必要があり、僧を福祉に向かわせるインセンティブになっているとすれば、仏教的意味も少しはあるのかもしれない。