音楽鑑賞。 ペトレンコ指揮 ストーン演出 バイエルン国立歌劇場…
jrf> 音楽鑑賞。 ペトレンコ指揮 ストーン演出 バイエルン国立歌劇場 『コルンゴルト: 歌劇「死の都」』(収録: 2019年12月1・6日 バイエルン国立歌劇場, 放送: 2021年6月13日(14日) NHK BS P) の録画を観た。 最近『ベルク: ルル』を観て、同時代の作曲家ということで、この放送をとても楽しみにしていた。が、放送時は雷雨が激しく、録画失敗を覚悟していたところ、幸運なことに最後まで録画できていた。ただし、第1幕は途中一瞬音声が途切れることが10回ぐらいあり、映像も一瞬乱れることが5・6回あった。ただ、アナログレコードとかの音飛びと同じようなものなので、気にせずに聴こうと思えば聴けるぐらいのこと。そういうのは第1幕だけだったし、問題ない…で済ませられ、良かった。 曲は、Wikipedia には R.シュトラウスとプッチーニの影響…と書いているが、後期ロマン派的というよりはベルクやシェーンベルクを一度経由して、MGM のミュージカルに向かう道筋にある作曲家という印象になった。無調的な部分が結構あるが、まるでロマン派のように見せている感じ。後期ロマン派のゴテゴテした感じは、ないわけではないが、むしろ、同時代のバルトークなどのこじんまりとした感じも持っている。複雑なことをしてるはずなのに、仕上げはかなりキャッチー。 物語は、「メロドラマ」への過渡期の感がある。特に衣装が現代的なためそう感じたのかもしれない。夢オチだが、夢は本当はどちらなのか…といったところ。 歌手にとっては長丁場で難しいオペラらしいが、主役二人が苦しさを感させることはなかったように思う。