種別[gsm] 2021-06-08T03:05:10Z
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日時2021-06-08T03:05:10Z
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音楽鑑賞。 M. アルブレヒト 指揮 V. ネミロヴァ 演出 ウィーン・フィル…

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M. アルブレヒト 指揮 V. ネミロヴァ 演出 ウィーン・フィル 『ベルク: 歌劇「ルル」(三幕版)』(2DVD, 収録: ザルツブルク音楽祭 2010年8月, 発売: Euroarts 2012年) を観た。

キッカケは、ラトル指揮『ルル組曲』を再聴して、本物のオペラのほうを観たいと思ったこと。当初は、別の Blu-ray を目当てにしていたが、『西部の娘』の Trailer を観て、プティボンの容姿が「ファム・ファタル」のイメージにピッタリだったので、観た目で、その Blu-ray が欲しくなった。しかし、現在のところ Blu-ray は英語字幕しかないものしか市場で出回ってなさそうな雰囲気。しかたなく、DVD 版を購入した。

プティボンには同時期に、別の演出家による DVD もあるが、Trailer を見た限りの衣装・髪型と、日本語字幕があることよりこちらを選んだ。衣装のキワドサでは別の演出家のもののほうが勝っていて、「下品」だったそうで、それはそれで気になったのだが…。

観ると、プティボンの赤い髪とギョロ目がとても印象的。それに扇情的な白い衣装がいくつも出てきて度肝を抜かれる。すばらしい。歌に関しては比較対象がないのでわからないが、私は良いと思った。意外に男性陣の歌も重要な感じで、そこにも私は不満なかった。

演出は、ルルの衣装がすばらしいとして、セットは現代曲風にそこそこ抽象的だが、抽象的過ぎるわけでもなく、第3幕の客席で歌うところとかはまぁすごい…とは思うが、美しいかと言われると…少し疑問かな…と思った。

物語は、前半は男が死んでいき、後半はルルが落ちぶれていくストーリーで、いたたまれない感じ。ラストは、Wikipedia によると伯爵夫人も刺されるとのことだが、それがよくわからなかった。かつての父がわりの夫に似た「切り裂きジャック」を出す発想は、デウス・エクス・マキナ的で、何という理由もなくわけもわからず死んだ…ということなのだろう…と理解。

音楽はとても良いと思った。第3幕はベルクが断片的に残したものをツェルハが補筆したものらしいが、確かにパリの情景とかはそれまでと違う感じだが、それはパリだからかもしれず、そんなに気にならなかった。あいかわらず良かったと思う。