音楽鑑賞。 ゲルギエフ指揮 プラテフ演出…
jrf> 音楽鑑賞。 ゲルギエフ指揮 プラテフ演出 マリインスキー劇場『チャイコフスキー: 歌劇「マゼッパ」』(収録: 2019年6月2・9日 マリインスキー劇場 - サンクトペテルブルク, 放送: 2021年5月24日(23日) NHK BS P) を録画して観た。 (アンプの設定は PURE DIRECT。) ロシア民謡(?)風の歌がとてもイイ。やはりチャイコフスキーは天才だな…と思う。とくにマリアとアンドレイの歌声が良かった。 話は、最初、老人萌えの若い娘の話かと思ったら、…壮絶な物語だった。第1幕第1場では、権力の横暴を描いていて、作曲された18世紀後半のロシアでよくこの話が書けるものだとビックリした。しかし、第1幕第2場で、ああ、これは要するに悪代官ものなのだ、それならロシアでも問題あるまい…と思ったが、話はそんな簡単なものではない。第2幕で、権力者にも愛があるというのが意外なのだが、歌でそれが示されると説得力がある。第3幕は、「悪」の終りがいかようにも描かれることはなく、狂気が描かれて終り、後味は最悪。 すごい芸術だと思った。「おそロシア」。