ショルティ指揮 エア演出 コヴェント・ガーデン・ロイヤル・オペラ・ハウス…
jrf> ショルティ指揮 エア演出 コヴェント・ガーデン・ロイヤル・オペラ・ハウス 『ヴェルディ: 歌劇「椿姫」』(制作: Decca・BBC 1994年, 発売: ユニバーサル クラシックス&ジャズ 2008年・2020年) の DVD を観た。 主役ヴィオレッタのアンジェラ・ゲオルギューの美しい顏・姿・声が一番の観どころ。第2幕第2場の黒いドレス姿が私にはとても美しく観えた。 物語も、悲劇ではあるが、このところ観た『リゴレット』や『蝶々夫人』と違って救いがある。もっとも、最後の再会が朦朧としたなかでの妄想だとしたら目もあてられないが。(今回の演出は少なくともそのようなものではなかった。) あと、妹の結婚相手が体裁を気にしているから、父が別れろと迫ったことになっているが、それで別れてしまうのは、納得いかなかった。まぁ、現代的な感覚かもしれないが。 お金が足りないという描写は、高い家賃をヴィオレッタが払っていたことに田舎者のアルフレードが気付かなかったとかなんだろうか? でも、アルフレードもある程度パリで生活していたはずでわからないはずはない。そしてそれをすぐに取り戻せるというアルフレードの仕事はなんだったんだろう?…と物語外のことが少し気になった。 演奏のよしあしについては私は判断基準を持たないが、とにかく知ってる名曲のオンパレードで、大変満足できた。 音・映像の質は98年の『サムソンとデリラ』に比べ、明らかに劣るものだが、87年の『トゥーランドット』に比べればマシだった。