レヴァイン指揮 メラーノ演出 メトロポリタン歌劇場『ヴェルディ:…
jrf> レヴァイン指揮 メラーノ演出 メトロポリタン歌劇場『ヴェルディ: 歌劇「トロヴァトーレ」』(制作: グラモフォン 1988年, 発売: ユニバーサル クラシックス&ジャズ 2013年・2020年) の DVD を観た。 「トロヴァトーレ」は「イル・トロヴァトーレ」とも呼ばれ、「トロヴァトーレ」の意味は、吟遊詩人とのことだが、あまり主人公(?)は吟遊詩人としての造形にはなっていない。 物語は、不幸な生い立ちを持つ者が不幸になって死に、それに巻き込まれてすべての登場人物が不幸になるという、救いのない悲劇。自らの不幸を諦めることを促すのだろうか。 が、音楽はとても楽しい。陽気に悲しい歌が出てくるところは、さすがイタリアオペラという気がする。 ソプラノは、現代の歌手だと優しく美しいのだが、おそらく昔の「ヒステリックに歌うソプラノ」の場合、何度もしゃくり上げるようなところでは、劇的な効果をもったのだろうと思われるから、そちらも聴いてみたいな…という気にさせられた。