アバド指揮ミラノ・スカラ座管弦楽団&ポネル演出『ロッシーニ:…
jrf> アバド指揮ミラノ・スカラ座管弦楽団&ポネル演出『ロッシーニ: 歌劇「セビリャの理髪師」』(制作: 映像 1972年 音楽 1971年) の DVD を観た。 イタリア語はわからないが、会話を聴いているだけで気持ちが明るくなり、イタリア語が好きになりそうになる。その背景に音楽があるからだろうが、ロッシーニがすごいのか、アバドがすごいのかは私にはわからない。アバドはイタリア人だが、歌手全員がイタリア人というわけではないので、イタリア・オペラの伝統に完全に沿っているというわけではないかもしれないが…。 先に観た『フィガロの結婚』の前日譚にあたるそうだが、あの伯爵とロジーナが、後日あのような関係になるとは…といったところ。ただ、重要なのはそこだけで、フィガロに娘がいるという話が出たり、細かなところは気にしないのがよいかもしれない。 あと、もう一点気にすると、フィガロとバルトロが親子となるということだったはずだが、「貴族」バルトロの結婚を阻止したのはまずかったという意見が当時にあったのだろうか? 本当の親だから無意識的に阻止したのなら良い…と。 これも『フィガロの結婚』も最後が結婚で終るのがそれが一番「目出度い」からだろう。昔のポリコレがすすんだ日本では『忠臣蔵』の「仇討ち」こそが一番「目出度い」ものだった。世界はどうも人口増どころか人口維持すなわち子供を生むのが祝福されないようになりつつあり、それとポリコレがあわされば、世界でも『セビリアの理髪師』よりは『忠臣蔵』のほうが「目出度い」となるのかもしれないね。