中野 雄一郎 & 岸 義紘『世界傑作ジョーク250』(いのちのことば社,…
jrf> 中野 雄一郎 & 岸 義紘『世界傑作ジョーク250』(いのちのことば社, 2006年) と 『必笑ジョーク202』(いのちのことば社, 2010年) を読んだ。 ともにプロテスタント系の JTJ (Jesus To Japan) 宣教神学校のエラい人二人によるジョーク集。教会ジョークが多いが、カトリックほど権威主義でないためか、いまいち笑えない。このところ読んできた他のジョーク集と重なるものも多かったが、この本はキレはそれほど良くなく感じた。 三作ほどジョークを引用する。 まず最初は、あまり笑えないのであるが、印象に残ったもの。 > ハーバード大学のチャールズ・エリオット博士に、ある人が聞いた。 「ハーバードはアメリカ第一の偉大な知的宝庫と言われていますが、どのようにしてそうなったのでしょうか?」 博士は微笑みながら言った。 「新入生がたくさんの知識を持ちこみ、卒業する者がほんの少ししか持って出ないからです。」 <(『世界傑作ジョーク250』 p.37-38) 中にいる者が集めるというよりも、新しい人材が新しい知識を持ってくるということなんだろうね。そして卒業しても知恵の手がかりは学閥に留まるということだろうか…。 次は二冊目の最初に載っている「顔」的ジョーク。 > ●ジョーク ある牧師が教会の役員に聞きました。 「最近新しいジョークを仕入れたんだが、もう教会で話したかな。」 「どうでしょうね、そのジョークはおもしろいんですか」と役員が答えました。 すると牧師が言いました。 「とってもおもしろいジョークだよ。」 役員はすかさず答えました。 「そうですか、だったらまだ聞いてませんね。」 <(『必笑ジョーク202』 p.10) 実は、このジョーク集内でジョークに重なりがある。「もう話したかな?」状態。まぁ、害はないけど。 三つ目。 > ●天地創造 天地創造の最中のこと、神様は日本という国をお造りになった。そして、じっとそのご自身の作品をご覧になって、独り言を言われた。 「どうも、わしはちと張り切りすぎたようだ。こんな温暖な気候、海と山と川、そして美しい自然! こんな国は地球上どこを探したって、ほかにありっこない。ああ、とんだ不公平なことをしてしまった。」 神様はそう反省し、他の国との釣り合いを考えて、日本人をお造りになった。 <(『必笑ジョーク202』 p.77)