種別[gsm] 2020-10-14T19:03:52Z
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日時2020-10-14T19:03:52Z
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バレンボイム指揮バイロイト祝祭劇場『ワーグナー:…

jrf> バレンボイム指揮バイロイト祝祭劇場『ワーグナー: 楽劇「トリスタンとイゾルデ」』(1983年) の DVD を観た。

「トリスタン和音」なるものが気になって…。

長調に不協和音がひそむというのはわかることもあるように思うが、短調にひそむ不協和音は「さいですか」…ってなもんで見過ごしがち…現代の調性のない音楽に慣れてるせいもあってか、「トリスタン和音」からほとんど衝撃を受けることはなかった。不安と官能が寄せては返すワーグナーの音楽は、現代的な無調に近い音楽としてただすばらしい…と思うけど。

物語については、第1幕のおわり、イゾルデが死に致る毒と知ってあおったのは当然だが、トリスタンについては歌の内容からすると DVD の解説や Wikipedia のあらすじとどうも違っているように思う。今回の DVD の字幕を読む限り、トリスタンは、すべてを忘れる薬だと思って飲んだのではないか。その説を補強するものとして、そうじゃないと、イゾルデが半分寄こせといって飲みはじめるのを制止しないのが不自然になるように思う。確かに第3幕の「妄想」の中では、死の薬だと知っていたみたいにいうけど。

この演出は特に第3幕が通常のものと少し違い、このオペラを観るのがはじめてな私は通常のものはどうなのかと想像しながら観た。この演出は同性愛的な友情に重きを置いた演出ということになるのだろうか? 結果的なイゾルデの不在・生死の不明(たぶん死んでる)が気になった。

この DVD には音声が DTS 5.1cn と リニア PCM 2ch が入っている。基本、一般に音質が良いとされる リニア PCM 2ch で聴いたが、私の 2.1ch 環境で無理に DTS 5.1ch で少し聴くと、そっちのほうが低音がわかりやすく聴こえたのはなぜだろう? 私のとこのオーディオの問題なのか…。

ちなみに、直近に観た『ドニゼッティ: 歌劇「愛の妙薬」』には「トリスタンとイゾルデ」の本が出てくるが、それは、このワーグナーの時代的に前のものでワーグナーがもとにしたもの。

……。

ところで、最近よくオペラを観ているのは、たまたま安くなってるから、ってのはある。けど一番は、オーディオの設定が固まってきたのに、いまいち、CD を聴いてもイメージが湧かない病が治ってないから。オペラなどを観てイメージを固めれば、CD を聴いたときイメージしやすくなるかな?…と思って。